予約受付をしていない予防接種
定期予防接種
・日本脳炎ワクチン
任意接種
・B型肝炎ワクチン
・水痘ワクチン
上記3つのワクチンに関して、入手困難なため予約受付をしておりません。
申し訳ありません。
可能な予防接種
定期予防接種(国が定めた予防接種)
・麻疹・風疹ワクチン
・4種混合ワクチン
・2種混合ワクチン
・日本脳炎ワクチン
任意接種 (希望される方のみの予防接種)
・おたふくかぜ
・水痘
・肺炎球菌ワクチン
・インフルエンザワクチン
・B型肝炎ワクチン
・サーバリックスワクチン
など
予防接種を希望される方は、感染予防のためにも午後の受診をお願いしております。
予防接種とワクチン
予防接種スケジュール
VPD (Vaccine Preventable Diseases):ワクチンで防げる病気
- B型肝炎、ロタウイルス感染症、ヒブ感染症、肺炎球菌感染症、ジフテリア、破傷風、百日咳、ポリオ、結核、麻疹(はしか)風疹、おたふくかぜ、みずぼうそう(水痘)日本脳炎、インフルエンザ、ヒトパピローマウイルス
- A型肝炎、黄熱病、狂犬病、髄膜炎菌感染症
同時接種に対する当院の考え
VPD予防のために今年度から我が国でもようやく多くのワクチンが接種できるようになりました。反面、あまりに多くのワクチンが登場したため、お母さん方は接種スケジュールを立てるのに苦戦されていると思います。
ワクチンの同時接種を行う事で、いくつものワクチンをお子さんにいち早く接種してあげる事ができ、複雑な接種計画からある程度解放される可能性があります。
欧米では同時接種の部位、時期について詳細なガイドラインが早くから示されています。
日本小児科学会も同時接種をより一般的な医療行為として行って行ければと考えているようです。
しかし、残念ながら
17 他の予防接種との関係
(2) 2種類以上の予防接種を同時に同一の接種対象者に対して行う同時接種は、医師が特に必要と認めた場合に行うことができること。
12 接種時の注意
オ 結核及びヒトパピローマウイルス感染症以外の予防接種にあっては、原則として上腕伸側に皮下接種により行う。(以上上記から引用)
など、現状では制約が多いのも事実です。
なんとか少しでも早く対応したいところですが、当院では今のところ同時接種は行えておりません。
原則として について思うこと
web版日本語表現辞典によれば
物事に関する基本的な規則・決まりごとを述べる表現。例外が許容される場合があるという意味合いを含むことがある
とありますが、国の規則などでは例外が許容されないような印象です。
たとえば、「原則として7日間を限度とする」お薬を副作用に充分注意しながら3日追加することが認められなかった経験があります。
医師の裁量権はないように感じ、寂しい思いがしています。