スジャータの乳がゆ
牛乳を取り巻く環境が不安定になっていると聞きました。
戦後、吉田茂首相がマッカーサーと交渉の末確保した栄養源、食糧危機を救ったのはユニセフミルクすなわち脱脂粉乳です。それとコッペパン、小麦です。1)
お釈迦様が食べた乳糜(乳がゆ)
六年に及ぶ厳しい苦行で痩せ衰えたお釈迦さまに、村娘スジャータが一杯の乳粥をささげました 2)。乳粥で体力を回復したお釈迦さまは菩提樹の下に座りさとりを開いたそうです。
インドでは現在でもパヤサ、パヤサムあるいはキールの名でデザートとして食べられているようです。
チーズクリームリゾット 3)
和風あんかけ豆乳丼 4)
中学のとき、同級生がご飯に牛乳をかけ食べているのをみてたまげたことがありました。
彼のお父さんは名門国立大学医学部小児科の権威ある准教授先生。いま改めて考えてみると深い意味があったのだろうとおもいます。
鮭と酒粕のみそ鍋 5)
和風でいくならこれかな
牛乳は手軽さ、栄養価の高さからもう一度見直されていいのではないでしょうか。
醍醐、酪、酥(蘇)のお話
https://www.miyajima-soy.co.jp/backnumber/denjiro/denjiro069/denjiro069.htm
1)アメリカで余り困っていた食品を持ってきた。時の首相、吉田茂は救援食料を故意に多めの量を請求した。誤りを指摘された際「統計がきちんとできる国ならあんな戦争はしなかったし、統計通りなら戦争に勝っていた」とやり返したとか。
2) Sujata Stupa
5)鮭と酒粕のみそ鍋